さつま町の位置・概要
《地勢・位置》
さつま町は,人口20,941人(男9,759人,女11,182人)(平成31年2月1日現在)。鹿児島県の北西部,北薩地域の中心部,鹿児島市から約40kmのところに位置し,周囲を山々に囲まれた盆地で面積は303.43ku,鹿児島県の3.3%を占めています。
社会基盤では,主要都市へ通じる国道267号,328号,504号など,産業の展開や地域発展のための動脈を担う広域交通基盤が市街地を中心として放射状に整備されており,この地域拠点の特性を活かしながら,さつま町の将来が限りなく発展していくよう地域の活性化をさらに推進していくこととしています。
《歴史》
明治22年4月の市制・町村制の施行により,24村が6村となり,その後,宮之城町・鶴田町・薩摩町として歩み,平成17年3月22日,宮之城町,鶴田町,薩摩町の三つの町が一つになり,さつま町が生まれました。
《自然》
町の北部には標高1067mの紫尾山があり,ここから分岐する山々に囲まれた緑豊かな町です。また,町のほぼ中心部を南九州一の大河である川内川が貫流しており,田園や緑豊かな森林,小川のせせらぎや温泉など自然に恵まれています。
《気候》
気候は,太平洋気候区に属していますが,周囲を山々に囲まれた盆地であるため,夏は蒸し暑く,冬の冷え込みが厳しい内陸的な気候となっています。降水量は年間2400mmを超え,6月の雨量は約600mmと年間を通じて最も多く,また年間の平均気温は17℃で,冬には紫尾山に冠雪や樹氷が見られ,平地においても積雪を観測することがあります。
《交通》
交通条件は,国道3号線(267号,328号,504号)が町の中心部で交差しており,東に年間利用者600万人を超える鹿児島空港や九州縦貫自動車道横側IC,西に九州新幹線川内駅等があり,鹿児島市へは約1時間で行くことができます。1日約3万台を超える車両の往来が国道を中心にあり,人・物・情報を運ぶたいへん重要な路線を抱えています。
《交通アクセス》
●鹿児島市内から(約50km・70分)
鹿児島市内(九州自動車道)>>>横川IC>>>(県道50号+国道504号)さつま町
鹿児島市内(国道3号+国道328号)>>>さつま町
●薩摩川内市内から(約35km・45分)
薩摩川内市内(国道267号)>>>さつま町
●出水市内から(約35km・45分)
出水市内(国道328号)>>>さつま町
●鹿児島空港から(約25km・30分)
鹿児島空港(国道504号)>>>さつま町